コーバルセミナー
昨日、錦糸町はバー スランジにて
ウイスキーセミナーが開催されました。
アメリカはシカゴ産のウイスキー
KOVAL
![KOVAL_2014-Group-Whiskey[1]](https://cafebardiary.com/wp/wp-content/uploads/KOVAL_2014-Group-Whiskey1-400x311.jpg)
アメリカ禁酒法が廃止されて以来、
2008年にシカゴに初めて誕生した蒸留所がKOVAL。
アジア市場担当の、
小島冬子さんのもとセミナーは開催されました。

小嶋さんは、スコットランドの大学に留学中、
スコティッシュパブのウイスキーに魅了され、
大学修了後はアメリカに渡りKOVAL蒸留所で働くことを決意します。
自ら、コーバルへメールを送り働かせて下さいとお願いし、
一週間後の航空チケットをすぐに責任者が用意してくれ
渡米したとの事。
すごい決断ですね!
現在は日本市場の開拓などをしながら
ウイスキー製造にもかかわる日々だそうです。
さて、KOVALとは、、、
まず面白いのが、夫婦で蒸溜所を立ち上げたという事。
![couple2[1]](https://cafebardiary.com/wp/wp-content/uploads/couple21-400x284.jpg)
創設者のロバート・バーネッカー、ソナット・バーネッカー夫妻は
自社での製造のみならず、
知識や経験に裏付けられたウイスキーづくりの技術を
若者に伝授する活動を行い、クラフトスピリッツ、
上質なウイスキーづくりへの情熱をアメリカ中へ広げています。
奥さんは元モデルだけでなく、
オックスフォード大学で修士号を、
ロンドン大学にて博士号の学位を取得後、
ドイツ、アメリカを中心に大学教授を十年以上に渡り経験。、
とてもクレバーな方です。
さて、、KOVALのウイスキーの原料となるのは、オーガニックの中でも
アメリカで最も安全な食品基準といわれる
「コーシャ」の認定を受けた厳選素材。
コーシャとは、
ユダヤ教の資格を持ったラバイ(ユダヤ教の指導者)が
製造工程をその目で確かめてユダヤ教の教義に従った
安全な食品であるという認定。
穀物だけでなく酵母や酵素までオーガニックにこだわり、
オーガニック規格を取得しており、
「最高級のスピリッツは最高の原材料から作られる」
という信念を貫いています。
テイスティングでは、、、

ミレット(キビ)、バーボン、100%ライウイスキー
FOUR GRAIN(オーツ麦・大麦麦芽・ライ麦・小麦)
ドライジン、樽熟成ジンの六つ。

ウイスキーはまだ3年から5年とまだ若いので
オークの樽香は良かったが、どれもパンチがあってキツイ。
そのあとフリーテイスティングでカクテル調整。
カクテルベースの可能性としては広がりそうです。
とくにマンハッタンでは香り豊かで面白いかもしれない。
![Gin_attribute-to-David-Michaels[1]](https://cafebardiary.com/wp/wp-content/uploads/Gin_attribute-to-David-Michaels1-400x267.jpg)
日本の江戸切子をフィーチャーしたという綺麗なラベルのジン。
こちらもボタニカル豊かで、美味しかったです。
近年新しい時代に入ったBARカルチャーに、
新しい風を感じさせる、KOVAL(先駆者の意)。
Diaryもジンは導入予定です☆
また会場を用意して頂いた、
Bar Slaingeさん、ありがとうございました!
それでは、本日も宜しくお願い致します。(^^)/


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