秩父蒸溜所見学編②貴重なミズナラ原木
秩父蒸溜所見学編の続きです。
熟成庫を出たあとは、お楽しみのテイスティング会です☆
テイスティングいいのもあるけど、
贅沢言えば、蒸溜所限定のサンプルが飲みたかったなぁ。。
セミナーで飲めるから、我慢ですね。。(^_^;)
ここでは、
伊知郎先生とクーパー(樽職人)の方も参加です☆
樽の詳細を見せて頂けました。
ミズナラの原木です!
初めて見ました!
ミズナラ樽は漏れやすい性質。
樽から漏れている様子。
『水楢』
読んで字のごとく、水の楢。ミズナラ。
その名のとおり水分を吸収して漏れやすいから、
樽材に加工するのは難しいそうです。
その理由も、見せて頂けました。
左と右で、導管の走る流れの違いがお分かりでしょうか。
左は外へ斜めに走っていて、漏れやすい材木。
右は、直線で漏れにくい材木。
出来る限り直材を使用したいので、さらに希少ですね。
樽を組めて、また漏れたりしたら
竹などの材木で補修するそうです。
樽加工ほんの一部ですが、
ミズナラ原木と水楢樽を見れたのは貴重な体験でした。
最近では、秩父の山に入ってミズナラ原木も見つけたそうなので
いつの日か、
秩父産ミズナラのイチローズモルトが飲めるんでしょうか☆
蒸溜所見学編は以上です。
来年は、第二蒸溜所を見学出来るかも?
との事みたいなので、来年も楽しみにしております。
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