秩父麦酒研修② 仕込み
仕込み当日です。
朝7時前に、
秩父麦酒醸造責任者 丹さんが宿泊先まで迎えに来て頂けました。
(前日夜も、BARにまで連絡して頂き良くして頂けました。
ホントにありがたいおもてなしに感謝です。)
秩父麦酒はまだ2017年に誕生したばかりのマイクロブルワリーです。
醸造所は、市街地中心からクルマで約30分程の
下吉田という少し離れた場所にあります。
そこはなんと、秩父菊水酒造所の敷地内にありました!
菊水酒造さんにある貯蔵庫として使われていた建物を、
改装して利用することになったそうです。
秩父麦酒設立までのお話しはまたの機会に。(^^)
ビール好きなご夫婦がビールに魅せられて、
立ち上げた強い思い入れのある、
秩父麦酒である事には間違いありません。
さて、仕込みに戻りまして、、、
こちらは麦汁を作る蒸溜工程でもお馴染みのマッシュ製造タンク。
銅製です。
で、こちらが発酵タンクです。
全部で7基あったかな。
まずは麦汁を作ります。
こちらは製麦された英国製のもの25KG。
これをタンクに入れるのですが、、、
まずは香りを嗅いで、、、(笑)
で、、
。。。。。。(~_~;)
と、とにかく大麦が、重い。。。
一人じゃ持てない。。。ので、、
丹さんに手伝ってもらって投入!(^_^;)
始めは50°前後のお湯で、糖化を始めます。
ここからじっくり2時間位かけて温度をあげながら糖化させます。
この糖化させる工程が大事で
いかにここで美味しい糖が取れるかが大事だそうです。
ウイスキー造りでも、通ずる所ですね☆
ここの工程時間は、麦の種類や製麦の状態で変わります。
焦らず、温度や麦汁の状態をみながらですね。
麦汁が出来ましたら、次は麦汁のろ過に入ります。
右のろ過タンクへ移します。
ここでもゆっくり時間をかけてろ過して、クリアな糖化液にします。
糖化液、味見です。
あっ、甘い!口の周りがべたべたになる位甘い麦ジュースです!
美味しいです☆!
ろ過が終わりクリアな糖化液が出来上がったら、
再びタンクに戻し、煮沸します。
そしてその間に重労働、ろ過槽の掃除をします。(^_^;)
ろ過の終わった麦をかきだします。
このろ過の終わった麦のカスがまた重い。。
コンテナに移し、、近くの牧場に持って行って
牛などの家畜の餌や、肥料になるそうです。
甘くて美味しいと思います、栄養満点ぜいたくな餌ですね☆
さて、糖化液の煮沸に入りますが、、
また次回、、にて。。。(^^)
Diary本日も営業致します。
本日の秩父麦酒は紅熊です。
本日も宜しくお願い致します。(^^)/
この記事へのコメントはありません。