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月別アーカイブ: 2月 2018
秩父蒸溜所レポート続き、
樽熟成庫へと向かいます。
熟成庫は、ダンネージスタイルと言って
樽を木のレールに載せ、段々と積み重ねる
伝統的なスタイルです。
地面も中央の通路以外は砂利となっています。
樽熟成は気温や湿度も影響大なので、より自然に近い
環境が大事なようです。
樽も様々で今は2,000丁(ちょう・・樽の数え方です。)近くあります。
ジム・ビームのバーボン樽です。
他、ジャックダニエル樽もありました。
こちらは、オロロソシェリー樽。
あの美味しいやーつです。
こちらは、
いま秩父ウイスキーの通常ラインナップの、
モルト&グレーンホワイトのマリッジタンクです。
世界五大ウイスキーを主に、他数十種の原酒を
このタンクで後熟。
今現在は5タンクあって、それぞれ構成を変えているそうです。
そして会うのが楽しみだった、、、あの、、
卵型樽☆!
リーフシリーズの品薄希少ワインウッドリザーヴタンクです。
赤ワインオーク樽熟成後の空樽から作ります。
卵型のオーク樽はワインの熟成で使用されているそうで
澱と液体が対流するそうです。
そういった作用もウイスキー熟成を
促進させるのだとか。。
こちらの樽で約半年程後熟させて出荷するそうです。
待ってるよ。。。
他、ミズナラ樽、ポートパイプ、チビ樽、コニャック樽、
珍しいのだと、ラム樽もありました。
あと、あの閉鎖した日本の蒸溜所の樽もあるそうです!
出たら相当レア価格がつくでしょう。
伊知郎先生も商売上手だなぁ。(笑)
まだまだイチローズモルトはネタ満載です!☆
倉庫を出ると、
世界の伊知郎先生が待っておりました!
一枚パチリと頂きました☆
先生とはフェスで合う度に毎回一緒に撮ってもらってますが、
毎回緊張・感動します。(笑)
以上です。
今回は新しい設備や拡張箇所は見る事は出来ずに残念でしたが
十分に新情報も勉強出来て堪能することが出来ました!
また、来年も来るぞー!と、
秩父蒸溜所を後にしました。
ひとまず、秩父蒸溜所レポは以上で完です。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
皆様がイチローズモルトを頂く際に、今回のレポを
少しでも参考に頂けたら、これ幸いです。(^^)
では、、、。
まだまだ、続くんです、ハイ。(笑)
次回はグルメ編と、肝心な秩父ウイスキー祭と
秩父イチローズモルトセミナーがございます。
あと、二話か三話続きます。
お付き合い宜しくお願いします。(^^)/
それでは、こっちも肝心な営業の方も宜しくお願いします!
明日、そだねーの(こっちは北見か。。)
北海道は噂の既に予約完売な厚岸ウイスキーと
(あの金を獲ったパシュートメンバーの
佐藤綾乃選手は何と厚岸出身!)
最新イチローズモルト・リミテッドも入荷予定です!!
それでは、本日も宜しくお願い致します!(^^)/
さて本日も、秩父蒸溜所研修レポです。
蒸溜編の続きです。
二回目の蒸溜、ミドルカット!!!の作業です。
ここでこだわりの手作業に入ります。
手作業でハンドルを動かしてカットという作業を行います。
蒸留液全体を取らずに、それを三つの部分に分けて蒸溜します。
最も熟成に適したところだけを取り出す工程です。
それは、刺激臭の強いヘッド。
一番美味しいとされる部分、ミドル。
雑味の強くなる部分、テールの三つにカットします。
各蒸溜液を嗅がせてもらいました。
ヘッドの部分というのはかなり刺激臭が強いです。
熟成には適さない部分です。
テールの部分というのは香ばしい香りで
芋焼酎や泡盛とかのフレーバーに似てました。
樽との相性、樽で熟成させることも考えて、
そこが過剰にならないようにカットします。
一般的にはアルコール度数であるとか時間とかで
機械的にカットしてしまうそうなんですが、
秩父蒸溜所では、基本的には香りや味を必ず毎日チェックして
カットポイントを変えているそうです。
酵母や発酵工程でも日々変化あるので、
カットポイントの香りも日々変化あるそうです。
今日はここで香りが変わったぞとか、
今日はへヴィーだとかライトだとか。
人が飲む物だから、人の鼻や味覚や感覚で判断して
その美味しさの価値をあげるのが、伊知郎先生のお考えのようです。
この日はお休みでしたが、
ボトリング作業場とラベル貼り作業場です。
神棚がありました。
ウイスキーの神様はいないのでと(笑)
日本酒の神様、松尾様が祀ってあります。
伊知郎さんのご先祖が日本酒の製造もやっていたので
そこからの守り神かもしれませんね☆
さて次回は秩父蒸溜所、樽熟成庫へと向かいます!
本日はここまでです。
次回も宜しくお願い致します。
Diary本日火曜日ですが、
営業となっております!
宜しくお願い致します!(^^)/
さて続きの、秩父蒸溜所研修レポート④です。
粉砕、マッシング(麦芽の糖化)、発酵ときて
いよいよ蒸溜ですね!
蒸溜窯はスコットランドの老舗ポットスチル製造会社、
スペイサイド地方にあるフォーサイス社銅製の蒸溜窯です。
左側が1回目の蒸留を行うウォッシュスティル、
右側が2回目の蒸留を行うスピリッツスティルになります。
1回目のウォッシュ、だいたいアルコール度数が8%前後、
ホップのきいていないエールビールとかベルギービールとか、
そんなようなイメージの液体が出てきます。
それをウォッシュスティルに入れて蒸留しますと
大体アルコール度数が20度前後、
700~800L程度のローワインという液体に濃縮されます。
それでこのローワインをスピリッツスティルに入れて蒸留しますと、
量で220~230L前後、
アルコール度数で70%前後の無色透明のスピリッツがでてきます。
蒸溜の際は、色々な化学反応が起こるそうです。
そこで大事なのが、こだわりの銅製のスチル!
ウイスキーの場合はポットスティルが
必ず銅でできていないとウイスキーの味になりません!
今は科学的に証明されているそうで、
ウイスキーの蒸気が銅と接触することで銅イオンが出てきて、
ウイスキーにとって不要な成分と結びついて
取り除くという効果があるそうです。
また常に銅イオンが出続けているので、
20~30年くらい使い続けていると
指で簡単に穴が開いてしまうくらい薄くなってしまうそうです。
すごいですね〜。
なので、定期的に修理や交換やメンテもするそうです。
続いて、蒸溜窯の首の部分のアームの形状についてです。
この鶴の首部分のアームが
上向きか下向きかで、味わいが変わります。
上向きですとライトなタイプ、
下向きですとヘビーなタイプになります。
蒸溜の過程で、
もうひとつの化学変化としては、リフラックス。
なんだかややこしいですが、、
還流とか分縮とか、そういったことがスティルの中で起こります。
重い成分がスティルの上部に到達する前に冷やされて
下に落ちることで再度蒸留されて取り 取り除かれるそうです。
どんどん軽い成分が中心になってきて
ようやく十分な軽さになってくれると、
コンデンサーのほうに入ってくれるということが起きます。
それでこのリフラックスがおきやすい形や大きさがあります。
基本的に小さなスティルですと、
リフラックスが少なめで非常にヘビーな味わいになる傾向。
そして、
スティルのサイズが大きいとリフラックスが多くおきますので、
ライトな酒質になる傾向があります。
よって、秩父のポットスチルは
小型のポットスチル+下向きアームなので
重くへヴィーなタイプで、芳醇な味わいを生むとされています。
個性の強い独自な味わいになるように、
玄人向けな味わいを理想に
伊知郎先生は思想・設計されたようです。
と今回も長くなってしまったので、ここまで。
お昼休みなどでブログなどチェックする方は、
これ位がちょうど良いですよね。(笑)
次回も蒸溜の続きになります。
今回の秩父蒸溜所研修は、私も訪問二回目なので
内容の濃いものになっておりますので
もう少しお付き合い下さい。(^^)
さて、Diary今週もお休みなし営業となっております!
宜しくお願い致します!(^^)/