2018秩父研修⑤『秩父蒸溜所 ~蒸溜 ミドルカット〜 』
さて本日も、秩父蒸溜所研修レポです。
蒸溜編の続きです。
二回目の蒸溜、ミドルカット!!!の作業です。
ここでこだわりの手作業に入ります。
手作業でハンドルを動かしてカットという作業を行います。
蒸留液全体を取らずに、それを三つの部分に分けて蒸溜します。
最も熟成に適したところだけを取り出す工程です。
それは、刺激臭の強いヘッド。
一番美味しいとされる部分、ミドル。
雑味の強くなる部分、テールの三つにカットします。
各蒸溜液を嗅がせてもらいました。
ヘッドの部分というのはかなり刺激臭が強いです。
熟成には適さない部分です。
テールの部分というのは香ばしい香りで
芋焼酎や泡盛とかのフレーバーに似てました。
樽との相性、樽で熟成させることも考えて、
そこが過剰にならないようにカットします。
一般的にはアルコール度数であるとか時間とかで
機械的にカットしてしまうそうなんですが、
秩父蒸溜所では、基本的には香りや味を必ず毎日チェックして
カットポイントを変えているそうです。
酵母や発酵工程でも日々変化あるので、
カットポイントの香りも日々変化あるそうです。
今日はここで香りが変わったぞとか、
今日はへヴィーだとかライトだとか。
人が飲む物だから、人の鼻や味覚や感覚で判断して
その美味しさの価値をあげるのが、伊知郎先生のお考えのようです。
この日はお休みでしたが、
ボトリング作業場とラベル貼り作業場です。
神棚がありました。
ウイスキーの神様はいないのでと(笑)
日本酒の神様、松尾様が祀ってあります。
伊知郎さんのご先祖が日本酒の製造もやっていたので
そこからの守り神かもしれませんね☆
さて次回は秩父蒸溜所、樽熟成庫へと向かいます!
本日はここまでです。
次回も宜しくお願い致します。
Diary本日火曜日ですが、
営業となっております!
宜しくお願い致します!(^^)/
この記事へのコメントはありません。